- ファミリーキャンプがしたいけどテント選びに迷っている
- サバティカルのスカイパイロットが気になっている
- 初心者でも設営しやすいテントを探している
- タープがなくても過ごしやすいテントを探している

この記事では、我が家で使用している「サバティカルのスカイパイロットTC」について、テントの特徴や機能、設営方法などを簡単にまとめてみました。
テント選びに迷われている方や、サバティカルのスカイパイロットが気になっている方の参考になっていただければ幸いです。
購入はこちらから
サバティカルスカイパイロットテントの特徴
本体×1 | ウォール:TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材)・撥水加工、 マッドスカート/トップキャップ:210Dポリエステルオックス |
センターポール×1 | スチール・Φ32mm・全長270cm |
サブポール×4 | スチール・Φ22mm・全長180cm |
ハンガーテープ×2 | ポリプロピレン |
ペグ×20 | スチール・25cm |
3mロープ×8 | ポリプロピレン・Φ4mm |
キャリーバッグ/ポールケス ペグ・ロープケース×各1 | 210Dポリエステルオックス |
素材 | TC素材(コットン/ポリエステル混紡素材) |
重量 | 総重量22.4kg(本体14.7㎏、ポール5.6㎏、ペグ2.1㎏) |
収納サイズ | L82cm×W39cm×H29cm |
省スペース設計

4本のサブポールにより、省スペース設計でありながら大人数を収容できる空間面積を確保しています。垂直に立ち上がったフロントウォールと、左右に広がるサイドウォールでデッドスペースを限りなく最小にしています。
ピラミッドライン

センターポールの頂点からボトムにかけて、直線で結ぶ四角錐のピラミッドラインをつくる事で、ワンポールシェルターの最大のメリットである設営の容易さと、耐風性をキープしています。
ビルディングテープ

ビルディングテープが取付けられた4コーナーをペグダウンし、センターポールを入れると自立する設営容易な設計となっています。ボトムは変形八角形ですが、どなたでも悩まず設営できると思います。
ハンガーテープ

全てのモデルに、ランタンのハンギングに便利なハンガーテープが共通で付属しています。1本のテープには3つのリングがセットされているので、任意の場所に必要な数のランタンを吊るすことができます。
ビスロンジッパー

フロントの出入口のみ、ビスロンジッパーを採用しています。ビスロンジッパーは通常のコイルジッパーに比べて、マイナス環境下での凍結による開閉のしにくさを軽減し、安全性を高めてくれます。
スカートの巻き上げ

スカイパイロットは、パネルを大きく跳ね上げられる機能を備えていますが、跳ね上げた際も美しいシルエットが創り出せるよう、余計なメッシュパネルやボトムのスカートを巻き上げられるよう設計されています。
ベンチレーションの開閉

上部ベンチレーションのジッパースライダーには、長めのバーが取り付けてあるので開け閉めがしやすく、開けた際のベンチレーションパネルはコードを引くだけで蛇腹にまとまるスマートな構造となっています。
メッシュパネルが追従

ドアパネルはメッシュパネルとの二重構造になっています。2枚のパネルはコーナーをベルクロで固定でき、動きが追従するようになっているので開閉時の煩わしさがありません。
大人数に対応

6〜8人のコミュニティーに適した大型シェルター。複数のコット利用や、お手持ちのインナーテントを入れ込む居住空間アレンジもスマートにできる余裕のキャパシティです。
インナーオプション

オプションのインナーテントを吊るせば、4人仕様のツールーム空間ができあがります。インナーを吊るしても、ゆったりとしたリビング空間が確保されています。
アウトドアファッションに迷ったら【サイズ交換1回無料】アルペン公式オンラインストア
サバティカルスカイパイロットテントの設営手順
番号に従って設営します。

❶ テント本体セットアップとボトムのペグ打込み❷ センターポールの差込み❸ フロントポールの取付❹ サイドポールの取付❺ コーナー4カ所のペグの打込み❻ ロープのペグ打込み❼ ハンガーテープの取付
テント本体のセットアップとボトムのペグ打込み

A. 入口下部にある2カ所のバックルが留まっていることを確認します。
B. テント上部にあるベンチレーションのスタンディングバーをベルクロで留めます。
C. ビルディングテープが長方形になるように設置し、コーナーにある4カ所のグレーロープにペグを打ち込みます。
D. ペグは地面に対して斜め45°に打込むと抜けにくく固定されます。
センターポールの差込み

A. センターポールを室内に入れ、頂点を押し上げ自立させます。テント本体のテンションによりセンターポールが垂直に立たない場合、4カ所のペグの位置を調整してください。
フロントポールの取付

A. フロントパネルの上部にあるグロメット(ハトメ)にフロントポールを差込み、ポールの先端に3mロープを掛けます。
B. ペグを打込み、自在金具を調節してロープを張ります。反対側も同様に行います。
サイドポールの取付

A. サイドポールを室内に入れ、サイド上部にあるグロメットに差込みます。
B. ポールの先端に3mロープを掛け、レインカバーを閉じます。
C. ペグを打込み、自在金具を調節してロープを張ります。反対側も同様に行います。
コーナー4カ所のペグ打込み

A. 残りのコーナー4カ所を外側に引き、ペグを打込みしっかりと固定しましょう。
ロープのペグ打込み

A. ループに3mロープを取付ます。(4カ所)
B. ペグを打込み、自在金具を調節してテント全体の張りを調節します。(4カ所)
※補助の役割をするためのロープなので、ロープにテンションをかけないようにしましょう。
ハンガーテープの取付

A. 室内のセンターポール上部にあるグロメットにハンガーテープ末端のフック(アジャスターが付いていない方)を取付ます。手が届かない場合は、センターポールを一旦倒し、上部を下げてから取付けます。取付後はセンターポールを元の状態に戻します。
B. もう一方のフック(アジャスターが付いている方)を室内サイド上部にあるグロメットに取付けます。
C. アジャスターテープを引き、長さを調節します。余分なテープは丸めて、ベルクロテープで巻き止めてください。
D. ハンガーテープの3つのリングには小型のバッテリー式ランタン等を吊り下げられるようになっています。
※リング一つ当たりの耐荷重は300gです。
スカイパイロットの撤収と使用後の注意点
撤収は、設営と逆の手順で行いましょう。無理な撤収はテントの破損につながるので注意が必要です。
たたみ方の手順

A. 図の赤枠部分を二人で持ち上げて本体を半分にたたみます。
B. 半分にたたんだ本体の端を折り込み、長方形になるようにたたみます。
C. 長方形の状態からキャリーバックと同じ幅になるように更に折り込みます。
D. たたんだ本体を丸めて、ポール・ペグ・ロープと一緒にキャリーバッグへ収納してください。

スカイパイロットの張り方バリエーション
スカイパイロット TCは天候やスタイルに合わせて、さまざまな張り方でご使用いただけます。下の写真のように張り方を変えるとタープのように使えるので1幕2役の機能性抜群のテントです。









スカイパイロットTC素材(混紡素材)
TC生地は、天然繊維のコットンと化学繊維のポリエステルの混紡繊維です。
生地の性質上、雨に濡れるとコットンが膨張し、雨の浸入をしづらくする効果がありますが、完全に防水をする事はできません。また、素材の特性上シーム処理はできない為、縫い目からの雨の浸入が部分的に発生する場合があります。その代わりに、抜群の遮光性と通気性を兼ね備えており夏は涼しく過ごすことができます。
シーム処理とは、簡単に言ってテントの縫い目の防水処理のことです。

一度、物凄い雨風のある中でキャンプをしたことがありましたが、特に問題なく一晩を過ごすことができました。風の音が凄くて眠れなかったのですが‥(・・;)

サバティカルスカイパイロットテントの購入方法

サバティカル製品については、抽選販売(オンライストアでの購入)となっています。
抽選応募エントリー期間も決まっており、販売対象商品も絞られています。
SABBATICAL( サバティカル )のフラッグシップモデル、SKYPILOT TC。省スペース設計でありながら、サブポールを用いることでデットスペースを無くし、空間を最大限に確保した大型シェルター。お値段も88,000 円(税込)とこの大きさとクオリティにしては破格だと思います。オプションのスカイパイロット インナーテントは¥18,480 (税込)となっています。
まとめ

見た目も美しく、広々と使えるのでファミリーキャンプに重宝します。また、初心者でも簡単に設営できるのでおすすめのテントです。
張り方によってはタープのように使えて便利です。通気性の良さから夏は快適に過ごせて、冬の寒さにはスカートも付いているので冷気を遮断してくれます。使えば使うほどスカイパイロットTCの魅力を感じることができるテントだと思います。
しかもこのクオリティと大きさに比べての価格帯はコスパ最強といっても良いくらいです。

まだまだサバティカルのスカイパイロットを使ってファミリーキャンプを楽しみたいと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。

コメント